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校長室ブログ(1月23日更新)

第24代校長  並川 直人

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東京都立園芸高等学校定時制のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
平成31年4月1日に第24代校長として着任しました、並川 直人です。
本校は、我が国の園芸教育の中心校として明治41年(1908年)に創設された100年を超える伝統のある学校で、開校当時は全国区の学校でした。普通校の5倍もある広い校地に、徳川三代将軍家光公ご自愛の松(盆栽)や、日本庭園・西洋庭園・バラ園・動物飼育舎など沢山の教育財産のあるとっても贅沢な学校でもあります。
東京で明治期創設の学校は、府立ナンバースクールである日比谷、立川など10校程度で、全国では札幌農科大学校(現、北海道大学)がほぼ同じ時期に創設されています。鉄道の世界では、JR山手線の開通が明治42年で、本校より1年あとです。今度、山手線に乗るときには意識して乗ってみてください。
本校には「勤労、文化吸収、社会貢献」という「教育原理」があります。
1番目の「勤労」とは働くという意味ですが、高校生にとっての勤労とは「勉強する」という意味です。園芸高校では農業専門学習が1/3、残り2/3は普通教科の勉強です。普通教科が「基盤学習」となって、その上に農業専門の力が作られます。本校での「勤労とは勉強することなり」です。
2番目は「文化吸収(園芸文化に触れて感性を磨く)」です。例えば、園芸分野の造園実習では植物や石の配置一つ一つの意味を学びながら庭を作っていきます。「過去の文化遺産の吸収」が第一歩で、その先に「文化創造」があります。
3番目が「社会貢献」です。本校では様々な社会貢献の活動をしています。生徒たちは社会に貢献できる人になるために、在校生のうちから積極的に活動をしています。本校では様々な機会を捉えて組織的に意図的に教育活動を行っています。
111年間、頑固に「園芸教育」を行ってきた学校、それが園芸高校です。来たり来る100年にも通用する基礎基本と知恵と技術の教育を充実させ、これからも園芸高校生と園芸高校の価値創造を進めてまいります。

 校長室ブログ
  このページでは定時制課程の生徒の活動や園芸高校の四季おりおりの様子をお伝えしてまいります。令和元年度は「園定(園芸高校定時制)ブログ」も充実しています。あわせてご覧ください。

令和2年1月21日・22日 課題研究発表会を行いました
 
定時制園芸科の課題研究発表会を行いました。「課題研究」という授業は、農業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習として、園芸など、日ごろ学んでいる専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てることにあります。生徒は能動的ではなく、学習の主体者として、自ら問題点を見出し、課題(仮説)を設定し、PDCAを回しながら調査・研究活動に取り組み、最終的に「課題研究発表会」として学習成果を同級生や下級生、保護者等に発表することにあります。発表活動は本校で推進している「アウトプット」活動の最大の機会であり、発表者である生徒は課題の理解の深化、新たな課題への接続や提言、プレゼンテーション能力の育成などの機会になっています。それぞれの学科の特色を生かした題材で研究が行われていたのが印象的でした。後輩へのメッセージは的確で、苦労しながら研究に取り組んだことから生まれた貴重なメッセージが後輩向けにありました。4年生と三修制3年生は素晴らしい発表でした。
 発表テーマをご紹介します。
「小豆栽培と調理」「若年者ものづくり競技大会」「トウモロコシの鉢・プランターでの生育の違い」「ペチュニアの栽培・交配」「用土による発芽の違い」「ルッコラの栽培と調理」「お茶を作って比較する」「マリーゴールドの栽培と商品性」「春夏秋冬それぞれの色、花を使ったハーバリウム制作」「プランターとポットの生育の違い」「日本朝顔と西洋朝顔の生育の違い」「ミニトマトをもっと小さくする」「パクチーの水耕栽培と料理」「季節によって変わる圃場の雑草について」「多肉植物の寄せ植えと生育方法」「園芸高校での蕎麦作り」「2級造園技能士の攻略と反省点」「2級造園技能士検定取得に向けて」「赤と青のLED交互照射による栽培(SHIGYO法)」「自作の蒸留器を用いてドライハーブからハーブウォーターを抽出する方法」「生花とドライフラワーのアレンジメントの比較」「セントポーリアの葉挿しと生育」「エダマメの生育調査」「ピーマンの熟成度による味の違い」「ミニトマトの糖度について」

  

令和2年1月1日 新年のごあいさつ
 
あけましておめでとうございます。
 皆さまには、健やかに新春を迎えらえたことと、お慶び申し上げます。
 また、日ごろから園芸高校定時制課程に対して温かいご支援ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
 今年は十二支の干支では「子(ね)」となります。さらにくわしく表現すれば「庚子(かのえ・ね)」です。
 干支を植物の一生と考えると、新たな芽吹きと繁栄のはじまり、つまりは、新しいことを始めるとうまくいく、大吉であると指し示しています。何より次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄える年と言えます。
 園芸高校は明治41(1908)年の創立から、今年が112年目となります。園芸高校の教育の「不易と流行」をしっかりと見極め、新たな農業教育の創造にも取り組むなど、今年も教職員一同力を合わせて充実した教育活動に尽力してまいります。
 皆さまのご健康とご多幸をお祈りし、新年のあいさつをさせていただきます。
   令和2年1月1日 東京都立園芸高等学校 校長 並川 直人

  

  

   ミニ門松等 生徒作品

12月20日 生徒が丹精込めて栽培したシクラメンを販売しました
 正門において生徒と先生がサンタさんの帽子をかぶり、クリスマスの雰囲気を出しながら、シクラメンの販売実習に取組みました。

  

9月27日 生徒の「コンテナガーデン」作品をご紹介します
 「秋玲瓏(あきれいろう)」というタイトルで作製した作品です。玲瓏とは、金属や玉などがさえた美しい音で鳴るさま、または、玉のように美しく輝くさまなどの意味があります。

  

8月16日 「農業高校へ行こう」という本が発行されます
 
8月20日には書店に並びます。いま、農業高校が熱いとの世間からの評判です。この本の中の農業高校ゆかりの人からのメッセージコーナーがあります。2003年に園芸高校定時制を卒業した、女優 サヘル・ローズさんのインタビュー記事も掲載されています。農業高校の魅力や可能性、多様性が全国の農業系高校の取組としても満載されています。ぜひ、ご一読ください。

 


7月25日 NHK「なつぞら」で話題の農業高校の歌こと「FFJの歌」 のMVに定時制生徒が出演
 7月25日のNHK「あさイチ」の番組に「なつぞら」で十勝農業高校農業科3年の役を演じた、板橋 駿谷さんが出演し、ミュージックビデオが完成したことを紹介してくれました。本校定時制生徒諸君も「みんなでつくる FFJの歌」に応募していましたが、採用されNHKのホームページ等で紹介されています。ぜひご覧ください。定時制の生徒が登場するのは2編あるうち、ホームページでは下の段のMVです。
   外部リンク NHK札幌放送局特設サイト (公開は9月28日までです。)

6月20日 定時制生徒が栽培したお花を地域の皆さまにご提供しました
 6月20日の17時過ぎ、正門付近には長蛇の列ができはじめていました。事前に学校敷地フェンスに苗の配布についてご案内を差し上げていましたが、予想を上回る皆さまにお越しいただきました。マリーゴールドかジニアの苗を生徒がお一人お一人丁寧にお渡しをさせていただきました。

  

  

   農場の温室で出荷を前にしたようすです。 
 
  5月12日 学校公開
 
定時制課程の学校公開を行いました。14時から2時間分の授業公開も行いました。
 
  

 この日は普通教科としては「コミュニケーション英語1」「国語表現」「保健」「数学A」の授業が行われました。画像左は2年生の「英語」の授業、画像右は4年生の「数学」の授業のようすです。

  

 続いて、農業科の授業です。画像左は1年生と園芸技術専修生2年生の「農業と環境」の授業です。保護者の方もご覧になっています。画像右は3年生と園芸技術専修生4年生の「造園技術」の授業です。

  

 こちらは、3年生と園芸技術専修生4年生の「園芸デザイン」の授業です。花材を使ってアレンジメントを行っていきます。完成した作品を3年生が校長室に届けてくれました。校長室のテーブルに飾っています。

 4月24日 生徒作品の展示
  定時制職員室に近い廊下に「園芸デザイン」の授業で取り組んだアレンジメントの作品が展示されています。
  

 なんと言っても生徒の活動の様子や作品などを多く紹介していきたいと考えています。今後を楽しみにしてください。

 平成31年度・令和元年度 管理職ごあいさつ

 定時制課程・全日制課程併置校の良さを生かし、2名の副校長とともに学校経営にあたってまいります。本年度もよろしくお願いします。

 

 校 長     並川 直人 (画像中央)
 定時制副校長  山下 雄司 (画像左)  平成30年4月1日着任
 全日制副校長  大畑 哲也 (画像右)  平成31年4月1日着任
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